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口から出す音と、頭の中で鳴り響く音を組み合わせるのが六字訣の奥義
たとえば肝臓に響く音は「シュー」ですが、
ニュアンスとして
「シュート」の「シュー」を口から吐きつつも、
頭の中で「シュー」とデカい声で鳴り響かせるのがコツです。
コツは
「口では小さく漏らし、頭の中で大きく響かせる」
です。
前者が肉体の内臓、後者が霊体の含明に響く波動となるってわけ。
以下同文で、各内臓に波動を響かせましょう。
五臓六腑:「臓」と「腑」の違い
切断したら、中身が詰まっているのが「臓」
中身が空洞なのが「腑」
三焦とは?
丹田と同じく、東洋医学の概念的な器官です。
私は端的に全身のリンパ腺とリンパ液と捉えてますね。
要は全身の体液を「シー」の音と共に黄金色で輝くイメージをしましょう。
内臓の霊的次元での名前
六字訣自体はわりとメジャーな気功法です。
検索すればいくらでも情報は出てきますから。
が、私が裏Sei書で書く以上、
そこらへんの気功教室とは当然、一線を画したい訳よ。
各内臓に響く音(波動)を使い分けるってのは「通常の六字訣」で
五臓それぞれの真の名前を読んで霊的に覚醒させるってのが「シンの六字訣」なんですわ。
- 肝臓の真の名前は「含明(がんめい)」
- 心臓の真の名前は「守霊(しゅれい)」
- 胃や脾臓の真の名前は「魂庭(こんてい)」
- 肺の真の名前は「虚成(きょせい)」
- 腎臓の真の名前は「旭嬰(きょくえい)」
つまりね。たとえば肝臓の六字訣をやる場合、
口からは「シュー」と息を漏らし、
頭の中では「シューーーーーー!!!!」とデカイ声で鳴り響かせつつも
「含明、含明、含明・・・」と名前を呼び続けましょう。
そうすることで、肉体の肝臓と霊的な含明の両方に波動が響くってわけね。
以下同文で、6パターンこなせます。
五徳(五常)を発現
五臓の真の名を呼び霊的に覚醒させるとどうなるか?
というと5つの美徳が目覚めます。
五常といって、
- 肝臓:怒り→仁
- 心臓:イライラ→礼
- 胃・脾臓:不信などの思考からくるネガティブ→信
- 肺:悲しみ→義
- 腎臓:恐怖→智
とネガティブがポジティブへと転換されます。
ネガティブな想念は色の如く無限にあれど、色の原色のように突き詰めると、
全ては5つに集約されるということですね。
私の拙い経験からも、
怒り、恐怖、悲しみは確かに根源的なネガティブ要素だと頷けますし。
裏を返せば、様々な美徳は
仁義礼智信の5つから無限に派生した光とも言えるわけでね。
「良い人間」のもとになる5つの要素を目覚めさせましょう。
玄胎結成
仙道では仙人になるステップとして
- 小周天
- 大周天
- 出神
- 還虚
が設定されています。
仙人とは還虚を成した者であり
「道(タオ)」「空(くう)」「ロゴス」などの
古今東西で究極や根源とされるものと一体となった者を指します。
で、その前のステップが「出神」といいまして、
これは精神や神経、失神の「神(しん)」を皮膚の外へ自在に出せる状態です。
ここでさらに「陰神」と「陽神」という別れ方をするわけですが、
「陰神」は幽体離脱のように、イメージや視点のみが体の外へ出る状態です。
一方の「陽神」は外に出ていって、モノを掴んだりして外部に干渉できる状態ですね。
・・・そんなことホンマにできるんかいな?!
ってのが正直な気持ちですね。私もそうです(笑)
ところで陽神の出神は玄胎結成ともいいます。
これは
含明の青
守霊の赤
魂庭のレモンイエロー
虚成の白
旭嬰のエメラルドグリーン
の光を
丹点へと集約し、黄金色に輝かせることで玄胎(陽神の出神)が作れるそうです。
もちろん私はまだまだですが、
出神のキーはやはり丹点を究極まで開発することなんだなと思う。
そこらへんは盛鶴延さんの「気功革命 秘伝奥義集大成」に書かれているので良ければ読んでみてね。