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【天才・偉人の日課】気の宗主・藤平光一を作った習慣とは?

気(氣)

習慣の専門家・Seikiです。

「習慣を制する者は、人生を制す」

「継続は力ではない。全てである」

 

を座右の銘に、日々習慣について極めんとしている私ですが、

天才とか偉人とかってどんな習慣を持っていたか、気になりません?

 

彼らと同じトレーニングをすれば、

同レベルまでは行けなくとも、限りなく近づくことはできるわけですからね。

 

今日は植芝盛平と中村天風両名の最高弟子・藤平光一さんです。

 

Contents

気の宗主・藤平光一の実績

藤平光一さんは外国で「氣(ki)」の考え方を広めた方です。

 

藤平光一さんの何が凄いかって、

まずメンターが凄すぎます。

 

  1. 山岡鉄舟の弟子・小倉鉄樹
  2. 合気道の神・植芝盛平
  3. 心身統一を初めて説いた中村天風

 

錚々たる面々より

「強さとは?」「氣とは?」

を教えられ、

 

植芝盛平からは合気道の最高段位「十段」を、

中村天風氏からは「これからは藤平の言うことを聞け!」と免許皆伝を言い渡されます。

 

ある意味「神」と呼んでもいい人たちの教えを集大成し、

氣について教え広めるようになるんですね。

 

真に正しいことは「普遍性がある」「再現性がある」

優秀なプレイヤーは優秀なティーチャーとは限りません。

実際、植芝盛平さんはまさに

「プレイヤーとしては優秀だったけど、指導者としては・・・?」

なところがあったようです。

 

本人はすごいけど、他の人をすごくすることはできなかったと。

 

何かを教えて広めるには「普遍性」と「再現性」の二つが大事で、

普遍性というのは「きちんと指導すれば、誰でもできること」で、

言ってる本人にしかできないことには再現性がないということです。

 

一方、再現性というのは「正しい手順で実行すれば、何度でもできること」で、

たまたまできた!では意味がないってことですね。

 

この二つを満たした「氣」の教えをまとめて説いたからこそ、

藤平光一さんの偉大さがあるんですね。

 

藤平光一さんを作った習慣

藤平光一さんは元々病弱な体質で、身体が弱かったんですね。

それをなんとかしよう!とあれこれ本を読んだりした結果、

「ひとまずは意志を強くしよう!」

と思い立ち、何をやったかといえば

 

毎日冷水浴をすること

 

は?って感じですが、

意志力ってのは基本的に

コツコツやり続けることで鍛えられますからね。

どんなくだらなく見えることでも。

 

冷水浴の習慣から全ては始まった!

 

こんだけです。

こんなんでもやり続けていくうちに習慣化して、意志力は強くなり、

冬になっても構わずやり続けるくらいまで定着します。

 

ちなみにこの頃、医者から「運動してはいけない」と止められているくらいの健康状態だったのが、

この習慣のおかげですっかり良くなり、

小倉鉄樹さんの弟子入りをしてみそぎの修業や滝行などの「健常者でもしんどい」レベルのトレーニングを積むようになります。

 

どんなに小さくても「いい習慣」を定着させれば、そこからドンドン育っていくんですね。

 

まとめ

 

この小さな習慣を守り育てていくことで藤平光一さんの心身はグングン強くなり、

縁に恵まれて植芝盛平さんや中村天風さんに師事し、最高弟子と認められるまでになります。

 

どんな偉大な習慣も、最初は小さいところからスタートするんですね。

それをいかに育てていくか?がキーなんですよ。

筋トレであれ、ダイエットであれ、勉強であれ、なんであれね。

 

偉人と同じ習慣(トレーニング)を積めば、

偉人になれるとは言わずとも近づくことはできるんです。

成功は100%ではありませんが、成長は100%ですからね。

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