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異次元の説得力!言葉に重みや深さやパワーを加える「サブテキスト」話法についてまとめた

サブテキストによる異次元の説得力

どうも。Sei書著者・Seikiです。

私の趣味嗜好の一つに「古今東西の格言を集める」というものがあります。

 

そんな私なので、言葉にも「重み」とか「深み」、「熱量」の違いがあるなとつくづく思うんですよね。

この違いって一体どこから生まれるのか?

そして自分の言葉を重く、深く、熱くパワフルにするためのテクニックは何か?

を以下にまとめてみました。

 

Contents

偉人の格言や成功者の言葉が重く深く心に響くのはなぜか?

そこらへんの一般人と、成功した経営者とか偉大なアーティストやアスリートの言葉とでは、

やはり重みが違うのです。

 

似たようなことを話していても、

一方は薄っぺらくて何にも響かないのだけど、

偉人達の言葉は心にズンと響きます。

 

で、これは

「偉人というビッグネームのブランドに流されてるだけじゃないのか?」

と反省してみたのですが、色々考察して、そうではないなと確信しました。

そのヒントは「サブテキスト」にあります。

 

演劇用語「サブテキスト」とは?

演劇の世界には「サブテキスト」という概念があります。

 

演劇のド素人なりの理解ですが、

「セリフになっていないセリフ」

という感じでしょうか。

 

例えば、ONE PIECEのルフィのセリフって、

漫画やアニメの中でルフィの口から直接出るセリフ以外にも

などから、もしルフィが生きていたら、言葉にはしないけれども頭の中に抱く「言葉」って絶対あるもんですよね?それも膨大にね。

 

別にルフィなどの虚構のキャラに限らず、現実の私達だって、

いちいち口にしないだけで頭の中には、

意識するにせよ無意識にせよ、膨大な「言葉にしない言葉」を持っているものですよね?

 

「ONE PIECEって何が面白いの?」

例えば

「ONE PIECEってどこが面白いの?」

とONE PIECEを読んだことのない人に聞かれて、

ONE PIECEが好きで好きでたまらない私のような人間は、それこそ語りたいことが膨大にありますが、

「設定や脇役の一つ一つ、一人一人に命が宿っていて、想像が尽きない点がすごいんだ!」

と一言で簡単にその場では答えます。

 

が、「言葉になってない言葉」は山ほどありまして、

 

「扉絵連載シリーズで本編での出番が終了したキャラがその後どうなったかをきちんと描いている」

「パンダマンというキャラクターがコマのどこかに紛れ込んでる」

「作者の尾田先生は、人や動物などの生きているものはアシスタントに任せず自分で描くようにしている」

「単行本のSBSというコーナーで、質問されればいくらでも答えられるくらい、なんでもないコマやセリフにも想いがこめられている」

などなど、様々な

「言いたいことや語りたいことだけど、語りだしたらきりがないので言わないでおく言葉」

があるのです。

 

サブテキストは「目に見えない質量」となる

つまりそういう言葉が、サブテキストなのです。

そしてそのサブテキストの量が多ければ多いほど、目に見えない質量となって「言葉の重み」となり、

サブテキストの思考が深ければ深いほど、目に見えない深度となって「言葉の深さ」となって、

サブテキストの一つ一つに込められた想いや感情が、目に見えない熱量となって「言葉の熱さやパワー」となるのです。

 

薄っぺらい言葉にはサブテキストがない

裏を返せば、偉人や成功者と同じようなことを言っていても、

薄っぺらくて響かない言葉というのは、つまりサブテキストがないからです。

だから、自分なりの思考や経験といった背景から生まれる、サブテキストがないのです。

 

サブテキストを用いた、サブリミナル的コミュニケーション術・メッセージ法

では、サブテキストを

話すコミュニケーションや、書く(描く)メッセージに応用し、

「重さ」「深さ」「パワー」を齎すテクニックを以下にまとめますね。

 

口にする言葉の前後や最中に、サブテキストを加える

といっても、やること自体はものすごくシンプルなんです。

文章で()で括った言葉を言葉の前後や途中に加える

以上。これだけ。

 

つまり、「好きな漫画はONE PIECEです」という場合に、

実際に言葉にして口には出さないけど()で括った言葉をのせるんです。

 

(チョッパーが可愛い)

(ゾロの生き様がカッコいい)

(クロコダイルやエネル、最近ならC・カタクリのような魅力的な悪役が多いからドラマが盛り上がる)

 

などなど、無数の()を圧縮して「好きな漫画はONE PIECEです」という言葉に乗せるってだけ。

 

毒親と戦ってきた、斬れば血の出る言葉

自分の中で感情や言葉がキチンと整理されればいずれ記事に書こうと思っていますが、

私は父が毒親でしてね。

 

それで親子関係でずーっと悩み、傷ついてきた背景があって、

というか恥ずかしながら、30歳を超えた今現在もそれは進行形なのだけど、

それで色々調べたりしてるうちにこちらの動画に行き着きました。

一言ひとことがとてもズシンと重く響きました。

それはつまり動画主の「みのるちゃん」さんが、それだけ真剣に悩んできた背景(サブテキスト)があるからです。()で括った言葉、感情、想いが無数にあるからこそ

目に見えない質量となって動画を観た人の心に重く響いてくる。

 

特に7分40秒からの「親と対決する際に絶対に守ってきたこと」として

を挙げた点が「本当に切実に悩んできて、それにキチンと向き合ってきた誠実な人なのだな」と感心しました。

 

これらって常識的な観点からすれば

「当たり前じゃん(笑)」

って話でしょうが、

実際に本気で悩み苦しんでいる人間からすれば本当に切実なんですよ。

私自身、殴る想像なんて腐るほどしてきましたし、

正直に言えば、殺すことや戸籍を外すことだって考えたこともありますからね。

 

そんな人間がギリギリの最後の線で踏ん張るための

「絶対に守ること」として動画で配信しているのが本当に素晴らしいなと勇気付けられました。

 

サブテキストを鍛えるヒント

()でくくった言葉にしない言葉を、圧縮して口にする言葉に乗せるのがサブテキスト話法ですが、

これは話す時だけでなく書く文章にも当然使えます。

私はブログにせよTwitterにせよメールにせよ、原則的にサブテキスト話法を常に用いてますし。

 

だけど今までそんな習慣のなかった人のために、サブテキスト話法をマスターするまでのヒントやコツをまとめておくね。

 

言葉を削り、磨く

重みがなく、言葉の薄っぺらい人ってのは、要らないことまでペラペラ喋りすぎる人ってことね。

()にくくるどころか、思いついたことをそのまま口にするって感じ。

 

の言葉に

重みなんて感じないでしょ?

 

なので口を動かす前にワンクッションおいて()にくくってみてね。

まずは1つだけでもいいから、()でくくってから言葉にしてみましょう。

そうしたら()でくくった分だけ「目に見えない質量」が増しているのでね。

 

短く伝える

学校であれ職場であれ近所の人であれママ友であれ、

どこにでも「30秒で伝えられることを、30分かけて話す人」っていませんか?

 

こういう人ってのは思いついたことをあれこれ脈絡なくペラペラ口にしているだけだからこそ、

話の仕方をしてしまうんです。

なので口にする前に頭の中で「自分への小論文赤ペン先生」モードになって、自分に突っ込んでください。

 

「言いたいことは?」

「結論は?」

「オチは?」

「それって根拠は何?」

「どういう順番や構成で伝えれば相手に伝わる?」

 

とね。

 

そうやって冷静にツッコんでると、いかに自分の言葉に無駄が多いかが分かるでしょう。

 

・・・と、言ったところで中々できるようにならないでしょうから、

さらにやりやすいアドバイスとして

 

話す量を半分以下、さらに半分以下、と減らしていく

30分話していたなら、15分に減らしてください。

自分が10話して、相手には1しか振らない・聴かないというスタンスだったなら、

相手に話を振る頻度や聞く時間や量を2に増やしてください。

 

とにかくそうやって自分が話していた時間や量の絶対量を強制的に減らしてください

そうしていくうちに言葉はレーザーのごとくに磨かれていくはずです。

「限られた時間と量で、キチンと伝えるためには」

と、無駄を省いた、()でくくった言葉が乗りまくった言葉を口にできるようになってくるので、

 

話す量や時間を半分、さらに半分、と減らしていって、

聞く量や時間を倍、さらに倍にと増やしていく

 

ことを意識してみて。

 

注意点:思ってもない言葉は、サブテキストの方が伝わる

サブテキスト話法の注意点としては、()でくくった言葉や感情にも「質」があるということ。

つまり、質の悪い言葉を()でくくりまくって言葉に乗せたら、その分だけ相手にも悪い影響を与えるし、

回り回って自分にも悪影響を与えるってわけ。

 

陰口がいつか必ず、しかも直接言うより悪く伝わる理由

直接悪口を言われるのも傷つきますが、陰口の方がだいたいダメージ大きいですよね。

からですね。

これは今日の文脈で言えば、

無数の人間からの無数の()でくくった言葉や思いが無意識にのしかかってくるから、

間に受ければ受けるほど際限なく重く心にのしかかってくるんですよ。

 

メラビアンの法則

社員研修などでは定番のネタだと思いますが、人の第一印象を決める要素として有名な

「メラビアンの法則」

というものがあります。

 

視覚から得られる情報:見た目や態度、ボディランゲージ

▶55パーセント

聴覚から得られる情報:言葉の言い方、声の大きさや質など

▶38パーセント

言語から得られる情報:何を言うか?

▶7パーセント

 

言葉よりも、見た目とか、言葉の言い方や伝え方の方が印象は強いんだぜ?って法則です。

 

まぁこの数値が正しいか否かはさておき、重要なメッセージは

言葉そのものよりも非言語的な要素の方が大きく印象を左右する

ってことです。

 

そして()でくくった悪い言葉ってのは、

表情や態度などの視覚的要素や、

言い方や語調などの聴覚的要素にも、

自ずとあらわれてきて伝わっちゃうんですね。

 

さっき動画で紹介した「みのるちゃん」さんの言葉を借りるなら

「人は仮面をかぶり続けることはできない」

「人は自分の感情に嘘をつき続けることはできない」

ものですのでね。

 

まとめ:()でくくった言葉は天への貯金

今まで思ったことを言葉にしてきた人には、言葉を圧縮するとか、()でくくるとか言われると

窮屈!!

って感じでしょうが、

「沈黙は金」と言うように、話さない・話しすぎないほうがいい場面っては多いものです。

 

何より、口にしなかった言葉、()でくくった言葉は「天への定期預金」だと思えば

「浪費しないで貯めておこうかな」

と感じられると思うので、ぜひ心がけてみてね。

 

まぁ要は

「誰にも聞かれなくても、伝わらなくても、()でくくった言葉にしない言葉は、神様にはキチンと伝わってるよ」

ってことよ。

 

だから安心して(?)、己の言葉を圧縮し、磨き抜いてください。

ダイヤモンドや名刀のごとき価値ある言葉のみ口や手から紡がれるようになったら、あなたの言葉は人の心を揺りうごかすようになるのです。

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