アイシールド21の世界編で葉柱ルイと金剛雲水が「かっこ悪い人ほどカッコいい」って教えてくれた

Sei書著者・Seikiです。
私は何かを判断したり決めたりする時に
- 正しいか間違っているか
- 損か得か
- 好きか嫌いか
よりも
美しいか美しくないか
という基準を重視しています。
「美しさ」というのは自己完結した主観と、
冷静な客観を兼ね備えた判断基準になり得る
と思うからそうしているわけですが、
今日はそれに関してあれこれ思うことを書いてみるね。
Contents
アイシールド21の世界編は作品全体を貫くテーマを描く
私にとって人生のバイブルであるアメフト漫画「アイシールド21」
ネットでは
「クリスマスボウルで終わってればよかった」
「世界編は蛇足」
という意見をたまに見かけますが、
私は世界編も普通に大好きです。
なぜならアイシールド21の根底的テーマ
「スーパーパワーへの挑戦」を直接的に描いているシリーズですからね。
スーパーパワーっていうのは、
努力や戦略ではどうしようもない圧倒的な力。
- 才能だったり、
- 素質だったり、
- 年齢だったり、
- 常識だったり、
- 制度だったり、
そういう「どうしようもないもの」の総称だったりするわけだけど。
アイシールド21の最終章・世界編では、
「アメリカン」フットボールの聖地・アメリカの中でも選び抜かれた天才たちに挑むドラマなので、
名言のオンパレードなんですよ。
恥も外聞もなく、何もかも捨てて挑む葉柱
アイシールド21の世界編の中でも屈指の名場面は、
並み居る日本全国の名選手の中から
唯一トライアウトを勝ち抜いた謎の包帯男の正体が、
かつては大口を叩いておいてアッサリやられる小物キャラ・葉柱ルイだったこと。
引用:http://blog.livedoor.jp/conbul/archives/52008898.html
ここへきてついに、超絶パワーアップして帰ってきたか?!
・・・と思いきや、進清十郎の代わりに出場するやいなや、
良いところなしでボロボロにされます。
敵チームからも「よ、弱すぎる・・・」と呆れられ、
観客やテレビ視聴者からもゲラゲラ笑われる始末ですが、
葉柱は
俺にはなんにもねえ
もう
隠すもんも
守るもんも
ねえ
誰にバカにされようが
どんだけみっともなかろうが
知ったことか……!!
とあがき続けます。
葉柱をみて己の本心に気づく金剛雲水
この姿に胸を打たれたのが、観客席から観ていた金剛雲水。
双子の弟・金剛阿含は「100年に一人の大天才」とされるプレーヤーで、
それと比較して自分を卑下している男ですが、
客観的に見れば全国区の名選手。
現にトライアウトに突破した包帯男は「雲水なのでは?」と誰もが思っていたくらい。
実力的には申し分ないけど
「才能のない自分が出る幕ではない」
と日本代表に挑戦すらしていなかったのですね。
だけど、同じく(てか雲水以下ですらある)才能も実力もない葉柱がアメリカ代表に挑戦する姿を
観客席からただ観ているうちに
俺は─
間違ってなんかいない
そうだ 努力では決して頂点は獲れない
だから俺は
でも 俺は─
俺は─
どうして こんな処にいる
どうして あのフィールドで戦っていないんだ
たとえどれだけ恥をかこうとも
たとえどれだけ叶わぬ夢だろうとも─
と泣き崩れます。
引用:http://sh-games.com/9050.html
・・・世界編は名言が多いことに加えて、
葉柱と雲水を見れただけでも私は大満足ですね。
一生懸命、もがき、足掻き、努力し、挑むのはカッコ悪いけどカッコいい
私は筋トレの習慣を持っていますが、
例えば腕立てでも懸垂でも、
最初の数回は綺麗なフォームでビシッと
「どうだ?フフン♪」とドヤ顔でこなせますよ。
人から見れば
「すげぇ!」
「かっこいい!!」
って感じでしょう。
実際、公園で筋トレしているときに、
特に懸垂やドラゴンフラッグなんかやってたら、
たまーにちびっ子から
「スッゲェ!!」って騒がれるしね。
でもね。
最初の数回は余裕しゃくしゃくでも、
最後の方になると、
顔から余裕も消え失せ、フォームも崩れ、全身がプルプル震えだし、へっぴり腰になり、息をゼーハーゼーハーあげてるんですよね。
筋トレのことなんか何にもしらない人が見れば
「ダッサ(笑)」
って思うかもね。
でも、そういう時こそトレーニングになるし、自分は強くなるんですよ。
誰に笑われても、バカにされても、批判されても、
それでもあがいてもがいて挑んでいく、その姿勢の中に
美しさ
を見出すのは、私が求道者だからでしょうか。
私自身はスポーツ全般大嫌いだけど、
甲子園やオリンピックをみて応援するのは、
そういう「カッコわるいけどカッコいい」美しさに感動しているからではないでしょうかね?
今日で33歳。いわゆる「いい大人」「オッサン」だけど、あがき続けて挑み続ける
実は私は、今日が誕生日なんですね。
ゲーテや、日本電産の永守重信さんと同じ日に生まれました。
まぁ彼らほど立派な人間ではないですが、33歳なので「いいオッサン」って年齢ですね。
でも、世間にある「オッサン像」に当てはまられる筋合いはないですね。
俺は俺だ!!
って感じで、これからも我が道を歩み続けるのみ。
というわけで誕生日に思ったことをあれこれ書きました。