健康的な運動の理想的な負荷は「気持ちいい〜ちょっとしんどい」なロジカルトレーニング理論

どうも。自重トレーニングマスター・Seikiです。
私は最近ロジカルクッキングの水島弘史さんの本を読んでいて、
水島さんの主張を乱暴にまとめると
- 「強火で調理するから失敗する」
- 「弱火〜弱火よりの中火でコトコト火を通せば失敗しないし美味しくなる」
んですね。
で、これって健康や運動にも当てはまるなぁとつくづく思うんですよ。
- 「強い負荷やしんどい運動をするから怪我をする」
- 「気持ちいいレベル〜ちょっとしんどいくらいの負荷で運動すれば健康的になる」
と私は思う、
てか日々そう実践してますので、
私なりに今日はロジカルクッキングならぬロジカルトレーニング理論をまとめるね。
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スポーツは不健康!!
スポーツ嫌いの健康オタクな私が強く言いたいのはこれ。
なんで世の中って
「スポーツ=健康的」っていうイメージがあるのかね?
スポーツ選手の寿命の短さや故障率を見れば明らか
データでも力士の平均寿命は59歳くらいとされていますし、
力士以外のスポーツ選手も一般人に比べれば10年くらい寿命が短いらしいです。
まぁ実際の真偽は「人それぞれだよね」って話にはなるでしょうが、
学生時代、強豪校の部活って学業に支障が出るレベルでハードだったでしょ?
だから推薦でお情けで進学してたし。
で、プロのスポーツ選手は、
あれ以上にキチガイでハードなトレーニングを日常的にやっているでしょ。
おそらくは。
そのトレーニングって
「いつまでも健康的な心身を作り、保つ」ものではなく
「その競技において最適化された自分をつくる」ことに特化したメニューです。
健康なんて二の次な訳ですね。
バスケならバスケに最適化、
サッカーならサッカーに最適化、
ツールドフランスに出る自転車選手ならツールドフランスで勝てる自分に最適化、って感じ。
まぁそこまで極端な例を出さずとも、
テニスをやりすぎて肘や手首や膝を故障している知り合いがいますが、
あぁいう人をみてると
「スポーツが体にいいなんて、嘘じゃん」
って思うわ。
みんなフィットネス産業やスポーツビジネスに洗脳されすぎ
これはつまり、引退したスポーツ選手とかが健康法の本を出版したりするから
「スポーツは健康的」
って勘違いするからでしょう。
◯◯トレーニングとか言ってる本人が実は一番不健康、
なんてことは結構ザラなんではないかと思うんですがね。
具体的に誰のどれが、とかは言いませんが。
あと、健康になるにはジムや習い事など
「どこかに通って、何か特別なことをしなければならない」
って思い込みもあるね。
けどこれは間違いなく
スポーツ業界やフィットネス産業のPR戦略やマーケティング活動です。
彼らは「来てもらう」ことでおまんまが食える訳だからね。
だから「ウチに来ると、健康になれるよ!」とアピールしまくるんです。
いつまでも健康的でいられる「適度な運動」の条件
- やろう!と思ったら準備もなくすぐに取りかかれる
- 10分程度の時間でできる
- 全身の筋肉、最低でも下半身の筋肉を使う
- 全身にじんわり汗をかく
- 息がちょっ上がるが、会話は余裕でできる
くらいが健康的でちょうどいいんです。
これらの条件を満たすのがまさに「適度な運動」です。
散歩とか、アナログ的な掃除とかね。
気合の入った人はバーピーとかでもいいでしょう。
▲バーピーのやり方を動画から拝借。
要は人それぞれ「適度な運動」のレベルが違うんで、
自分なりに最適な運動を見つけしょうね、って話。
散歩とかじゃ生ぬるい!物足りない!ってならバーピーとかやればいいよ。
無理のない範囲でね。
原始人や野生動物がバーベルやストップウォッチを使ってトレーニングしてたワケないでしょ
「こんなヌルい運動で健康な体になれるの?」
って言いたいかもだけど、
少なくとも無理はしないから身体が故障する確率は劇的に低いです。
何より、我々の祖先である原始人がバーベルやダンベルを使って筋トレしていたか?
ストップウォッチを使って有酸素運動していたか?
野生の動物はトレーニングしないと生きていけないか?
っていうと、どれもNO!!でしょ。
そんな不自然で不便な仕様に、神様は人間を作ってはいないんですよ。
まとめ:ロジカルトレーニングとは
- いつでもどこでもできて、
- 10分程度で終わる
- ちょっと汗をかく程度の
- 無理のない気持ちい程度の負荷の運動
が健康的な運動です。
どこがロジカルなんじゃい?!ってツッコミたいかもしれないけど、
少なくとも精神論や根性論を押し付けてないだけ理性的であるでしょ?
ハードな運動なんてやりたい奴らだけで勝手にやってればいいんです。
そんで勝手に体を壊せばいい。
我々はそんな連中を尻目に、楽に楽しく健康的になりましょう。