肘打ちが手技最強な根拠、前蹴りが一番実戦的な理由

Sei書著者・Seikiです。
ここしばらくは、できるだけ毎日肘打ちと前蹴りの練習をこなしているんですが、
なぜそんなことをやっているのか?
を初心を忘れないために書き記しておきます。
Contents
肘は最強の手技
肘打ちは大半の格闘技で反則指定されています。
なぜかと言えば強力で危険だから。
堅くて頑丈で鋭利な肘の骨で、素早く額やまぶたに命中させれば
簡単に、数針縫うほどのレベルで皮膚が裂けますしね。
強いがゆえに安全
でも、裏を返せば強いがゆえに安全とも言えます。
なぜならすぐに決着できるから。
いざ喧嘩する場合、特にたくさんの人数を相手にする場合は
一人相手にいちいち時間を取ってられません。
さっさとKOするためにも
強力な武器である肘をバンバン使った方がいいでしょう。
そして何発もボコボコ殴られるより、一撃でダウンさせた方が、
相手が負う全体的・総合的なダメージも小さいのでは?
まぁ喧嘩を仕掛けてくるアホなんか、
殺しさえしなきゃなんでもいいと個人的には思うけどね。
故障しやすい拳と比べて頑丈
私が手技に関して肘打ちをオススメする最大の理由はコレです。
骨格図を見ればわかりますが、人間の手ってとても華奢な造りです。
どんなに鍛えても骨折のリスクは永遠につきまとうわけですが、
肘は鍛えなくても最初から固くて強いですよね。
鍛えなくても強い部位って肘の他には
- 膝
- かかと
- (やや疑問と危険は残るけど)額
くらいのもんですし、肘は膝やかかとと違って鋭利に尖っているので
まさに刃。
体重を乗せた素早い肘打ちは
「ゼロ距離の斧」とでも形容すべき凶器と言えるでしょう。
リーチが至近距離なので組み合ってても繰り出せる
肘打ちはリーチがパンチの半分しかありません。
しかしそれだけ短いと、組みつかれたりしても使えるんですよね。
いや、空手のスパーリング以外の実戦なんかしたことないけど、
でもそう思うよ。うん。
ていうか喧嘩って多分、取っ組み合いになることが多いと思うんだよね。
そんな状況でも使える技こそが実践的だと思うし。
脇腹のエクササイズ
あれこれ述べましたが、私が肘打ちを練習する一番の動機は
脇腹のエクササイズのため
です。
健康オタクで、肉体改造に関して言えばほぼ全ての目標を達成してきた私ですが、
下腹がぽっこりしていることが唯一にして最大の悩みですね。
お腹を引き締めるには
腹直筋の下部
脇腹の腹斜筋
腹部のインナーマッスル(深層筋)である腹横筋
の3つを鍛える必要があるわけですが、
肘打ちはお腹を捻るので腹斜筋を動かすエクササイズにうってつけだと思い、
軽い運動感覚でトレーニングしてますね。
いつでもどこでも気軽にできるしさ。
前蹴りは最も実践的な蹴り技
前蹴りさえ練習していたら、
他の蹴り技なんて別になくてもいいんじゃね?
って思うよ。実戦においては。
まぁ私は空手道場に通っていた時にはその蹴り技ばっかり練習してたけどさ
(だってカッコいいんだもんよ!ONE PIECEのサンジとかさ!!)
応用度が高い
練習していて思うけど、前蹴りって応用度が高いです。
- 上段なら喉や顎をメインとした顔面を狙えるし、
- 中段ならボディに蹴りを叩き込めるし、
- 下段なら膝の破壊を狙った関節蹴り、もしくは金的蹴りになります(これらはやや勝手が違うので別途トレーニングが必要ですが、根っこの部分は共通してます)。
また、足腰のスナップを利かせた「相手を倒すための蹴り」以外でも、
腰を使った「距離を取るための、相手を突き飛ばすような蹴り」としても使用可能なので、
前蹴りはまさに万能兵器って感じ。
これがたとえば回し蹴りなら、
ハイキックとローキックじゃ勝手が違うから
それぞれで鍛えないとダメだからね。
体のバランスが安定した状態からでも繰り出せる
足技、つまり蹴り技ってのは不安定な体勢から繰り出されます。
威力は高く、リーチも長いですが、
回避されたりガードされたりして、
タックルでも喰らおうものなら一気にピンチになるので
(大人の体重でコンクリートの上で倒れたらどれだけキツいかは誰でもいくらかは体験があるでしょう)、
正直、大半の足技って実戦で使うのは怖いですね。
だけど前蹴りはどっしり構えた安定的な状態からでも素早く繰り出せるので、
他の蹴りのような不覚をとりにくいですね。
腸腰筋(大腰筋)のエクササイズ
まぁ、前蹴りの練習をする個人的な最大理由は
腸腰筋、特に大腰筋のエクササイズになるから
です。
大腰筋とは、腰椎と大腿骨をつなぐ筋肉で、
太腿を上に引き上げる際に使用する深層筋(インナーマッスル)です。
この筋肉って、上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉でして、
アスリートにとって非常に重視されます。
だけど、腸腰筋含めてインナーマッスルって、
表層筋(アウターマッスル)と較べると鍛えづらいんですよね。
低い負荷の運動を沢山の回数と頻度を重ねていくという、
地道なプロセスによって積み上げられるものです。
つまり私は、腸腰筋のインナーマッスルトレーニングとして前蹴りを採用したわけですわ。
結論:いつでもどこでも軽く汗を流せるエクササイズを兼ねた武術稽古
あれこれグダグダ言いましたが、
そもそもの身も蓋もない話をすると、現代のコンクリートジャングルでは
暴力をふるった時点で社会的に負けなんですよね。
正当防衛なんてよほどの事態でない限りは成立しないようですし。
だからパンチだのキックだの投げ技や関節だのをいくらトレーニングしたところで
無用の長物で終わるし、むしろ終わるべきなんですわ。
だから私は「いざという時のために鍛えておく」というよりは
「いつでもどこでも軽く汗を流せるエクササイズ」としてやっているのが正直な気持ち。
健康のための適度な運動
健康のための適度な運動ってのは
- 体を動かしたい時に
- 特に準備や手間もなく取りかかれる
- 10分程度の
- 軽く汗を流せる程度の負荷の運動
なんですからね。
世の中の人たちはスポーツ信仰が強く、
フィットネス産業やスポーツ業界に洗脳されてるためか、
習い事やスポーツジムに通わないと健康になれないような錯覚をしているわけだけど、
そんな不自然なことをしなくても健康になれるように、
神様は人間を創ってくれてるわけよ。
そのための運動として私は肘打ちと前蹴りの素振りをやってます。
いつでもどこでもできるからね。
ついでにいくらかでも強くなれたら儲けもんだよね〜くらいな気持ちでね。