EQとは要するに何なのか?定義と鍛え方を悟ったので教えるぞ。

こんにちは。Sei書著者・Sekiです。
突然ですが「EQ」 って単語知ってます?
IQと並べて語られることが多い単語ですが、
私は最近になってようやく
「あぁ、EQって要するにこういうことか!」
と悟ったので、記事にまとめてみますね。
Contents
EQの定義
そもそもEQとは
情動の知能指数。いわゆる「頭のよさ」を指し示すIQ(知能指数)に比した概念。IQがおもに「知能」の発達速度を示すのに対して、EQは仕事への取り組み姿勢や人間関係への関心の度合いなどを感情という視点から測定する指数。社会的に成功する者の多くは、情動を調整する能力に長けているとされるが、EQでは問題処理能力や事務処理能力に加え、環境に適応する能力や仕事に対するモチベーションをコントロールする力など、知能を多面的にとらえたより実質的な判断基準として、企業の採用や人材育成などの判断材料となっている。
-コトバンク(https://kotobank.jp/word/EQ-621) より
とのこと。
言い出した人間は誰なのかは定かではありませんが
(調べてみると色々な名前が出てくるので)、
ダニエル・ゴールマンが「EQ こころの知能指数」という、
そのものズバリなタイトルの書籍を発行し、
ベストセラーとなったことで一気に一般化した概念です。
でもね。この説明を読んだり、
EQと名のつく書籍や文章を色々読んだりしても、
正直ピンとこなかったんだ。
「IQは左脳で、EQは右脳のことか?」
「IQはロジックで線形的、EQは非ロジックで非線形??」
的な、
概念的な、ぼんやりした理解しかできなかったからね。
EQの本質
ですが、最近直観的に、
「あ!EQって要するにそういうことなのか!!」
と悟った瞬間が訪れました。
もったいづけずにバシッと言いますね。
EQとは
『その対象(自分、お金、仕事、他人、健康、数字、勉強・・・)と仲良くなって、
うまく付き合うこと』
です。
全てのものにはIQ的側面とEQ的側面がある
お金であれ、
健康であれ、
人間関係であれ、
仕事であれ、
スポーツであれ、
学問であれ、
全ての物事にはIQ的な側面とEQ的な側面の両方があります。
IQ的側面とは、
●ノウハウ、テクニック、知識、手順、方法
であり、
我々が普段ビジネス書とかライフハック系の文章とかで読むような、
箇条書きやステップ方式で記述されるものです。
「形式知」と言ってもいいでしょう。
ただね。
って思ったことありませんか??
・いじめられたら、やり返せばいい
・痩せたいなら、運動すればいい
・笑顔で挨拶するのが大事
・常にポジティブに
・ベストを尽くせ
って感じで、
言われてもすぐにやれない、できない「何か」があるでしょ?
その「何か」が私はEQだと思っていて、
そしてその本質は先にも言ったように、
「その対象と仲良くなって、うまく付き合うこと」
なのです。
物事との関係には3種類ある
自分との関係、
他者との関係、
お金との関係、
仕事との関係、
時間との関係、
趣味との関係…
そういったものとの関係には
●奴隷
●友人
の3種類があります。
主人
主人とは、その対象を支配している関係です。
その対象を理解し、コントロールしているのだけれど、
仲が良いわけではないので、目を離すと裏切られたりすることもある、って感じ。
奴隷
奴隷とは、その対象に振り回されている関係です。
例えばお金の奴隷の人は、
お金が欲しい欲しいと悩み努力しているのに、
一向に稼げず、貯まらず、借金したり督促されたりして、
人生の大部分をお金の心配や悩み、問題に突き回されるって感じ。
EQ的関係:友人
そして友人とは、その対象と対等の関係を持ち、仲良くなってる関係です。
「理を掴む」というか、愛着でつながっているので、
インスピレーションが降ってきたりして、
特別努力しなくても、スムーズに物事が進むって感じ。
この関係が築けている人間の特徴は「素直」。
ノウハウを学んだら即実践し、あっという間に吸収してしまう。
主人よりも友人であれ!
「主人」と「友人」の違いは、
愛着の有無や理合の把握もそうですが、
- 特別に勉強したり観察したり努力したりしないと、コントロールできないのが「主人」
- 離れたり遊んだりしていても、心の深いところで愛着や理合でつながっているので、ヒントやインスピレーション、運や縁が「向こうから」降ってくるのが「友人」
って感じ。
EQを高める第一歩
じゃあどうすれば、そのものの「奴隷」でもなく「主人」でもなく「友人」となれるのか?
その基本にして奥義にして第一歩は
その対象と向き合うこと
です。
例えば私は、健康に関して言えば明らかに「友人」だと思う。
なぜかと言えば
- 達成しようと思った目標はほぼ達成している
- 「身体の声」が聴ける
から。
ではなぜそういう関係を構築できたかと言えば、
「健康」や「肉体」といったトピックに向き合う時間、頻度、熱量を高め続けたから
に他なりません。
要は好きだし、興味があるからなんですよね。
だから嫌いなことや苦手なことだと、
「友人」になるのは正直とても大変。
なのでちょっとでも
好きなこと、興味のあること、やってみようかなと思うことは、
- 向き合う時間の総量
- 向き合う頻度
- 向き合う熱量
を少しずつでも確保し、高め続けることが、
そのトピックと「友人」になれる秘訣です。
お金と仲良くなりたいのなら、
お金について考えたり勉強したりする時間を持つ!
って感じでね。
参考になりましたでしょうか?
ではまた。