中村天風と色即是空〜仮相と実相、真人と人間の違いや条件についてまとめてみた

こんちは。中村天風が心の師匠なSei書著者・セイキです。
日本史上最強の精神的指導者・中村天風さんの根本的な教えは
- 心身統一
- 心と体を己の道具として使いこなす
です。
これを為してこそ、人は
人間から真人へと進化向上するのですが、今日は
人間から真人へステップアップするためのヒントをまとめるね。
Contents
真人=心と体を己が道具として使いこなす人
人間って「人の間」と書きますでしょ?
じゃあ何の間なのか、っていうと
「人と猿の間」
だと私は考えています。
天風さんいうところの本能心や、
ネガティブな想念などで、
体や心に振り回されているような人は
「人と猿の間の、文字通りの人間」
かと。
たとえば私はね。
良い歳こいて幼稚な人間を、
見るに堪えないレベルで嫌悪していますが、
正直ね、彼らなんかは
「人の形とフリした、人語を喋るサル」
くらいに見てますし。
自分が生まれてから死ぬまでずっと
相棒として付き合い続ける道具である
- 心
- 体
の使い方に習熟し、
うまく付き合って、
使いこなしてこそ人は本当の意味で
- 成人(人と成る)
- 真人(真なる人、万物の霊長たる人)
であると私は断じます。
体を自分の道具として使いこなす
適正体重〜理想体重・体型をキープし、
いつまでも永く強く生きられる健康状態を保てるのが
「体を使いこなしている」
証拠ですね。
「強く、長く、広く、深く生きる」
の前者二つは強健な肉体があってこそなわけ。
体に使われる人間の特徴
腹が減ったから、暴食するとか、
ムラムラしたからセ◯クスやオ◯ニーに耽るとかして、
結果としてブクブク醜く太ってしまう。
そういう体の本能的欲求に放縦しているのが
「体に使われてる・振り回されている」
ことにほかなりません。
逆に、
- 食事の時間や内容に気をつけるとか、
- 睡眠環境を整えるとか、
- 筋トレなどの運動習慣を身につけ継続するとか、
そうやって自分の体とうまく付き合えてるのが
「主人として体を使いこなしている」
と言えるでしょう。
心の主人となるには
肉体がハードウェアなら心はソフトウェアです。
iPhoneで喩えるなら
筐体が肉体で、
iOSなどのインストールされているプログラムやソフトウェアが心ね。
ソフトウェアなんだから、物体という形ではなくとも立派な道具なんですよ。
こいつの使い方を熟知して使いこなしていきましょう。
「強く、長く、広く、深く生きる」
の後者は心を使いこなしてこそです。
仕事、家庭、育児、趣味、地域貢献、社会貢献など、
様々な分野で充実した活躍ができるのが
「広く、深く」ってことね。
何人かは思い当たるでしょ?
「普通の人の人生何人分の一生を生きてるの?!」
って人がさ。
レオナルド・ダ・ヴィンチや空海はその究極にして象徴でしょう。
つまりね。
体と心を使いこなすと
「強く、長く、広く、深く」
の4つの要素全てを満たした、
真人としての人生を生きられるってもんよ。
心に振り回されて奴隷になっている人の特徴
- 頭の中は雑念だらけ
- だから物事の覚えが悪い
- 頭の中がノイズだらけなので目の前の大事な物事に集中できない
- マスクの買い占めなどでレジに長時間並ぶ
- 他人の無責任な言動に振り回される
ざっとこんな感じですね。
心の主人の特徴
心の主人となっている人はこの逆です。
- 何が起こっても泰然自若で自分らしさを失わない
- 目の前のことに集中・没頭して高いパフォーマンスを発揮する
- 得手不得手は棚上げして、学ぶことにコミットしたらキチンとマスターできる
- どんな状況であれ希望やプラス面を見て、できることから取り組んでいく主体性
- マイナスやネガティブもキチンと見て、手を打てる冷静さ
で今日は、心の主人になるための具体的な考え方と行動をまとめてみた。
色即是空とは?
大乗仏教の用語で色即是空という言葉があります。
「色即是空、空即是色」
とセットで言われることが多いのですが、要は
「色(しき)=空(くう)」
って話。
色=仮相
じゃあ「色(しき)」
ってなによ??
ってことだけど、天風さんの用語でいえば
仮相
です。
目に見えるもの
触れるもの
計測できてデータ化・数値化できるもの
が仮相ですな。
天地宇宙の全ては
- 人間を含めた動物
- 植物
- 鉱物
しか存在しません。仮相から見ればね。
周りを見回せば
天地宇宙より自然に生成発展した自然物
人間の心と手より生み出された人工物
しか存在しないと気づきますが、これらも仮相ですね。
空=実相
では空(くう)とは何か?
天風さんの用語で言えば
実相(真実相)
となります。
たとえば仮相の水、氷、水蒸気はそれぞれ別物ですが、
実相では3つとも
- 水素原子
- 酸素原子
- この2つからなる水素分子H2O
なんですね。
分かりますかね?
原子とか電磁波とかって人間の目には見えないし、触れないけど、
でも確かに「在る」でしょ?
そんな感じで
- 気
- 霊魂
- 神(天風さん的には宇宙霊)
なども、見えないし触れないし計測や観測はできないけど、
でも「在る」と言えるかと。
少なくとも私はそのスタンスです。
天風さんの結論「空(実相)に心を置け」
長々ダラダラと話さないでズバッと「心の主人となる方法」を言うならば
「心を空(実相)に置け」
以上です。
インド哲学でいうサマーディ(三昧境)、霊的境地に心を置くことで無念無想になれる
・・・というか無念無想にならないと霊的境地に心は置けないので、
どこまでいっても心の中の雑念・妄念・邪念を浄化してこそ
真の積極精神は成るのですよ。
そのための究極の方法が天風式瞑想法「安定打坐」ですし、
ブザーを聴くだけのお手軽瞑想法なのでオススメです。
最も、今まで瞑想なんてろくにしてこなかった人には
音霊法という音を聴くだけの瞑想法からスタートして、
徐々にステップアップして安定打坐へシフトするのが個人的オススメではあるけどね。
というわけで今日は
「心と体の主人となって真人となるヒント」
をまとめました。
是非参考にして励んでくださいな。