2018/01/11

【究極】中村天風「安定打坐法」「無我一念法」のやり方と効果・秘訣・コツをまとめる【心身統一】

 
中村天風

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どうも!グータラ求道ブロガーSeikiです。

 

私の心のメンター・中村天風氏の教えの中でも、

究極というか、最終着地点に当たるものがありまして、

それが「安定打坐法」というものです。

 

そしてその姉妹版である「無我一念法」もまた至高の行。

 

今日はこの究極・至高の行について精一杯わかりやすく解説していきますね。

(天風会からお叱り受けたらどうしよう・・・笑)

 

「安定打坐法」は聴覚を使って無念無想へ入る

安定打坐法とは、ざっくり言えば「天風式瞑想法」です。

 

座禅や瞑想の目的は、というかあらゆる精神的修行は

「無念無想」

「泰然自若」

「明鏡止水」

と、

まぁ呼び方は何であれ

静かで穏やかな、強く尊く清らかな心を作ることにあります。

 

天風さん的には「絶対積極」ですね。

 

そのためには無念無想に自在に、

できるだけ素早く、そしてあたう限り長く入れるようになるためのトレーニングが必要なのです。

 

有意実我と無意実我

人間には実我仮我の二つの心の境地があり、

しかもそれぞれに無意実我・有意実我、

順動仮我・逆動仮我と別れます。

 

まず、無意実我とは、気絶してる時とか寝てる時とか、意識はないけど生きている状態ですね。

一方、有意実我とは、意識があるけど仮相の現実(物質的な出来事、頭の中の雑念など)に振り回されない状態、つまり無念無想です。

 

眠れば気力や体力が回復するように、

実我の境地は生命力を蘇らせ、覚醒させ、向上させると覚えておけば大丈夫です。

 

順動仮我と逆動仮我

一方、仮相は通常我々が「現実」と読んでいる目に見えるもの、触れられるもの、認識されるもの全てです。

 

例えるなら

  • 水、氷、霧、霜、雪が仮相で、
  • H2Oが実相です。

 

実相は目に見えないし、触れられないけど、確実にあるもので、しかも仮相の全ての「もと」となっているわけ。

仮相を生きる境地には順動仮我と逆動仮我の二つがありますが、

 

・順動仮我:起こる出来事に対して心がざわめかない。いいことなら素直に喜び、悪いことなら心乱されず淡々と対応する。つまり積極的。

・逆動仮我:起こる出来事に対して常に心がざわめいている。悪いことには心を乱されっぱなしで、いいことが起こっても感謝がない。要するに消極的。

となります。

 

「天の声(声なき声、絶対のしじま)」を常に聴き続けよう

つまり安定打坐法とは、

①有意実我の境地に入ることで

②順動仮我で生きる時間の割合を増大させ続ける

ための修行ってわけね。

常に積極的な境地で人生を生きるための究極のトレーニングです。

 

天風さんは「盛大な人生」の第4章で

「地の声」と「天の声」を聴くための修行をしていたエピソードを語っておられましたが、

地の声=集中状態

天の声=集中の向こう側、三昧(無念無想)

という感じ。

 

天の声、有意実我(無念無想)に入る修行を折にふれて続けることで、

順動仮我、自然なポジティブで毎日をいきられるようになります。

 

安定打坐のやり方:多心(有我有念・傾注)→一心(有我一念・集中)→無心(無念無想・三昧)のステップ

理論についてはざっくり分かったと思うので、

じゃあ具体的に何をどうすればいいのか伝えていきますね。

逆動仮我

▲寝ている時(無意実我)以外はほぼ全て逆動仮我で生きている、最低レベルにごちゃごちゃした精神状態からスタートすると仮定しましょう。

つまり、

  • 朝起きたら「また仕事行かなきゃ…」
  • 電車内で肩がぶつかったら「なんだこのクソ野郎!◯ねよ!!」
  • 会社に着いたら「本当、全員バカばっか!!」
  • 嫌いな上司や同僚に話しかけられたら「くそウゼェ…」
  • 休み時間には「(買ってもいないのに)宝くじ当たらねーかなぁ。そしたらとっととこんな会社辞めてやるのに!」
  • 仕事終わりには「あぁ〜!今日もやっと1日終わったよ。酒でも飲まなきゃやってらんねー」

 

。。。ていう感じで、

頭の中は常に消極的というか、不平不満や後悔、怒りなどでいっぱいの状態ってわけです。

 

こんな状態で自己啓発書を読んだり、一生懸命アファメーションしたりしても、

すでに水がいっぱいの器にお湯を注いでも溢れ落ちてしまうように、

「こんなもん嘘っぱちだろ」

「著者は特別ってだけで俺には無理」

っていうように、ネガティブな想念の方が勝ってしまうのです。

結果、効果がないと。

 

だから、積極的になるためには、

とにかく頭の中の雑念・妄念・邪念を綺麗さっぱりクリーニングするのです。

そうすれば「器」は空になるので、

お湯(ポジティブなメッセージや暗示)を満タンに注げるようになるってわけ。

 

安定打坐法の具体的なやり方:ブザー音か鐘の音でお手軽に無念無想へ至る

有意実我

▲有意実我(無念無想)になる時間を持つことで、頭の中の雑念・妄念・邪念をクリーニングするようにしましょう。

特に寝る前が一番効果的なんだけど(それがつまり「観念要素の更改」なんだけど)、

1日にほんの数分でも無念無想に入るようにするという、手軽なステップから始めてみましょう。

 

▲YouTubeより動画を拝借。

 

「ブーーーー」という音が鳴っては、ピタッと消える。

これをひたすら繰り返しているだけの音声動画ですが、

 

●目を閉じて、楽な姿勢でブザーの音に集中する(有我一念)

●集中したまま、音が消えた瞬間に感じる「絶対の静寂」の余韻にしばらく浸る(無我無念・無念無想)

以上。

これが安定打坐法です。

 

文章だけ読んでも「絶対の静寂?なにそれ(笑)」って感じでしょうが、

とにかく実践しないことには意味がないのでね。

実践しない人間なんぞ最初から私は相手にはしておりません。

 

やることはとにかく

 

・リラックスして

・目を閉じて

・ブザーの音に集中する

だけです。

 

音が切れた瞬間、最初はほんの数秒だけでしょうけど、「絶対の静寂」に至れます。

それが無念無想であり、仏教でいう三昧の境地です。

 

心の中が綺麗にクリーニングされると、自然とポジティブでエネルギッシュになっていく

順動仮我

▲有意実我に入る時間を増やし、習慣を強化すれば、徐々に順動仮我(積極的な状態)でいる時間が増えてきます。

 

「盛大な人生」の第4章で、天風さんが「天の声」を聴く修行をするエピソードを語っておられましたが、

天の声こそがまさに無念無想であり、三昧です。

 

天の声を聴くとなにが起こるか?

といえば、本然の力が蘇ってくると本の中では紹介されてますが、

同じ天風さんが著した「成功の実現」の第1章で紹介されている6つの力(体力、胆力、判断力、断行力、精力、能力)が向上していくってことです。

 

実際、私自身何度も経験あるのですが、

深い瞑想状態にはいれば軽い風邪程度なら治っちゃいますからね。

あれの理屈がよくわからなかったけど、天風さんがいうには「本然の力が蘇るから」だそうです。

 

まぁ私は体験があるからこそ納得できるけど、話だけ聞いている人からすれば

「うさんくせ〜(笑)」

って感じでしょうね。

まぁ、どうでもいいけどさ。

 

そして絶対積極へ

絶対積極

▲順動仮我の比率が上がり、逆胴仮我の比率が下がっていく

 

最初は逆動仮我でいる時間ばかりだったのが、順動仮我でいる時間の方が多くなってくると。

そうするとポジティブな人や出来事を引き寄せやすくなるし、

ネガティブなことが起こっても、積極的な反応・対応ができるようになってきます。

 

私は「絶対積極」まではまだまだだけど、

日々順動仮我の比率が上がり、逆動仮我の比率が下がっていくのを感じてますよ。

 

ブザーよりも鐘の方がやりやすい

私は鞍馬寺へよく行くのですが、

鞍馬寺には(寺だから当たり前だけど)鐘がありまして、

鐘をゴ〜〜〜ンと撞くと、最初は大きく響く音が徐々に微かになってくじゃないですか。

 

つまりこの音にずーっと集中し続ければ、図らずとも安定打坐法を実施できるってわけですよ。

それも極めて自然にね。

 

ブザー音みたいにデジタルというか、いきなり音がなくなるのではなく、

やんわり音が消えてくので

「集中→三昧」

のステップがとてもスムーズ。

 

お寺へ行った時はぜひ、鐘の音で無念無想へ至るトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。

まぁ、あまりにも何回もやっていると他の人に迷惑かもわからないので(笑)

そこらへんは常識的な範囲でやってみてね。

 

安定打坐法の効果:三昧に入ると何が起こるか?

・体力、精力、胆力、判断力、断行力などの「生命力」「本然の力」が蘇り、向上する

・心が落ち着き、なんとも言えず気持ちが良くなる

・軽い風邪や疲労なら回復してしまう

・気力ややる気が湧いてくる

・アイデアや直感が浮かぶ

・心の中のメンターと会話ができる

・霊性に目覚める

 

頭の中のおしゃべり「セルフトーク」の質が人生の質を決める

「積極観念養成」の記事でも書きましたが、頭の中の「セルフトーク」の質が人生の質を決めます。

でも四六時中逐一頭の中を見張り続けるなんて到底無理ですよね。

 

だからこその「安定打坐法」であって、つまり「ノーセルフトーク」の時間を意識的に持つことで、

順動仮我の時間の比率を上げていけば、

肩肘張らなくても自然に頭の中のセルフトークはポジティブになっていくのです。

 

「無我一念法」は目の視覚を使って心眼を開く

無念無想・三昧の境地に至るには、別に聴覚だけしか方法論がないわけではないです。

五感の王様(?)である視覚を使った「無我一念法」というトレーニングがあるのです。

 

色や形が単純なものからゲーム感覚で始めていく

やり方はシンプルで、例えば目の前に刃が黒色で持つ部分が赤いクリアパーツのハサミがあるとしましょう。

そうするとしばらくそのハサミを見つめて、目を閉じます。

そしてまぶたの裏でそのハサミを細部まで正確に再現するんですね。

 

以上!シンプルでしょ。

でもやってみると結構できないもんでね。

 

微妙なカーブとか、メーカーのロゴマークとかは結構あいまいだったりする。

それはつまり、いかに普段きちんと

「見ていないか」「覚えていないか」「ボンヤリ生きているか」

の証拠なんだけどね。

 

逆にいえば無我一念法に習熟すれば、

今までとは異次元レベルに覚醒した状態で日々を生きることができるようになるわけです。

 

だからまずは形も色使いもシンプルなものから始めて、

だんだん色合いや形も複雑なもの(木とかの自然物とか)でトレーニングしていきましょう。

 

おまけ:私独自の「聖坐法」もサラッと解説

「安定打坐法」が聴覚、「無我一念法」が視覚を用いた無念無想へ至る方法論なら、

私が開発した「聖坐法」は触覚を用いて無念無想へ至る方法です。

 

やり方としては

 

① まず呼吸に意識を向けて、鼻や口から出入りする空気や、呼吸の際に動く腹の筋肉などを微細に感じる

② 集中が研ぎ澄まされて来ると自分の心臓の鼓動音が聞こえてきます。この音に耳を傾けつつ、鼓動と共に脈動する血管の動きや、リンパ液の流れなどを感じ取ります

③ さらに進むと、気、チャクラ、エーテルといったものへの感度が上がってきます。これらの極めて微細で繊細な感覚を味わい続けます

 

 

わかりますかね?

最初は自分でコントロールできる呼吸からスタートし、

徐々に肉体の微妙な内的感覚へフォーカスし、

ついには気やチャクラなどの霊的な感覚へフォーカスしていくことで、

「一念(集中)→無念(三昧)」

へ至る方法論というわけです。

 

私はこの手法をもっぱら使用していますが、普通の人でも

③はいきなりできなくとも①→②へのステップはこなせると思うので、

よければ是非チャレンジしてみてね。

ではでは。

 

>>あとは実践あるのみ!

天風哲学のエッセンスと実行リストをまとめたぞ!!

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